入れ歯の種類と値段
あなたにおすすめの義歯はどのタイプ?
部分的な入れ歯
1. レジン床(プラスチック)

素材の基本は プラスチックです。
歯がある場合、その歯に 金属のばねをかけて入れ歯を固定します。
メリット | 保険適応なので作製費用がおさえられます。 |
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デメリット | ・バネが気になる場合があります。 ・少し噛みにくいです。 ・少し割れやすいです。 ・バネのかかる歯に負担がかかります。 |
価格(税別)は、1万円程度。設計、本人負担割合で変動します。
バネが気になる方 → ノンクラスプデンチャーも参考にしてください
しっかりと噛みたい方 → 金属床も参考にしてください
金属の入れ歯のメリットは?
金属床の入れ歯の最大のメリットは、入れ歯のたわみが少ない。
その結果
- しっかりと噛める
- 入れ歯があたって歯肉が傷になることが少ない
さらに金属の強度から
- 薄くできるので違和感が少なく、会話を妨げにくい
- 冷たい、温かいなどが感じやすく、食事が楽しくなる
ことが挙げられます。
お試しができないのが残念ですが、プラスティックの入れ歯と金属入れ歯を両方使われてたことがある方は、みなさん、「全然違うものだね」とおっしゃいます。
保険の義歯(プラスチック) VS 金属の義歯




2. 金属床(金属で補強された入れ歯)


素材の基本は 金属です。
歯がある場合、その歯にばねをかけて入れ歯を固定します。
メリット | ・しっかりと噛みやすいです。 ・バネのかかる歯の負担が減ります。 ・厚みがうすく、さらに「温かい、冷たい」がわかりやすく、食事が楽しくなります。 |
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デメリット | ・バネが気になる場合があります。 ・保険が適応されず、作製費用がかかります。 |
価格(税別)は20万円
別途、型どり、かみ合わせの調整の際に、自費再診料(2000円~3000円)がかかります。
バネが気になる方 → コバルトクロム金属床とノンクラスプのコンビネーション義歯をお勧めします。
3. バネのない入れ歯 ノンクラプスデンチャー


少し歯が短く見えます
こんな方にお勧めです
- バネが気になってお口を開けて笑えない
- 入れ歯の厚みが気になる
- かたつきを抑えたい
メリット | バネがみえず、自然な見た目 |
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デメリット | 少し歯が短く見えます 大きな入れ歯はかたつきやすい→ 金属床との併用がオススメです |

見えるところは金属を使いません
価格(税別)
片側のみ 80,000円 両側 100,000円
金属床とのコンビネーション 250,000円
作製時の型どりなどのステップで、自費の再診料はかかります。
4. シリコーン入れ歯(コンフォート)
「痛くなく、よく噛める」入れ歯を実現します。
また、吸盤のような作用で歯ぐきに吸着しやすい特徴も持っています。

こんな方にオススメ!
使っている入れ歯が痛い! | 柔らかくクッション効果で痛みを軽減 |
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入れ歯と歯ぐきの間に食べ物がはさまる | 入れ歯がピタっと密着 |
入れ歯を使ってしっかりかみたい | 噛む力が2倍になることも? |
痛くない

この柔らかいシリコーンを入れ歯の硬いプラスチックの部分に加工して貼り付けます。入れ歯の歯ぐきにかかる圧力を軽減して、噛んだ時の痛みをやわらげます。
入れ歯がフィット
お口のなかの形に合わせて作られた特殊なやわらかいシリコーンが生み出す弾力が、吸盤のように作用して、 食事や会話の際に外れにくくなり、入れ歯が安定します。
入れ歯と歯ぐきの間に挟まってしまうような細かい食べ物も、 安心して食べることが可能です。

部分的な入れ歯(歯の残っている方)にも加工可能です。

価格
現在お使いの入れ歯のコンフォート加工 150,000円+消費税
新しく入れ歯の作製 +コンフォート加工 250,000円+消費税
コンフォート加工のバイテック グローバルの提供するcomfortシリーズも取り扱っております。 くわしくはこちらをご覧ください
ともに、入れ歯安心保障、金属補強込みの費用となります。
精密な歯型をとるステップなどの再診料は別途かかります(目安4,000円+消費税)
コンフォート義歯のお手入れについて
5. マグネットを併用した義歯
歯のない状態にもよりますが、マグネット一つでも義歯の安定を望める場合が多いです。
患者様にオススメしたときに、喜んでいただける方法の一つです。
あくまでも、マグネット装着可能な歯がある場合にのみ可能な治療です。

費用
1装置 50,000円(税別)
義歯も新たに作製ご希望の場合は、別途作製費がかかります。
作製手順
- 歯の型どりをして、マグネットを装着できるようにします。(図の磁性金属を作製)
- 歯にマグネットを装着します。
- 入れ歯にマグネットを装着し、入れ歯がマグネットで固定できるようにします。
メリット
- 残っている歯にやさしい治療で、入れ歯の安定も得られやすい。
残っている歯の数が少ない場合、入れ歯のばねによって、歯が揺さぶられることが多い。マグネットの場合、入れ歯にある程度の力がかかると、マグネットが外れて、歯への負担を和らげます。 - 使用するマグネットの本数により、かたつかない入れ歯にすることができる。
デメリット
- マグネットの数が少ないと、十分な維持力が発揮できないことがある。

インプラントを用いた入れ歯の作製をご希望の場合、インプラントが埋入可能かどうか、インプラントの本数、配置を考えて治療計画をたてていく必要があります。
インプラント無料カウンセリングを行っております。ご興味のある方はご相談ください。
かみ合わせの回復についてカウンセリングを行っております。
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