愛知県碧南市ひろ歯科クリニック 西尾市,高浜市からも近い
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歯周病について

診療案内|歯周病について

歯周病とは

歯周病とは、歯周病菌により引き起こされた炎症により歯を支える骨や歯肉が侵される病気です。
そのため、健康な状態の歯の歯肉や骨の状態と比較してみると、歯肉が腫れていたり、歯を支えている骨が吸収しているのがわかります。

歯周病は、 歯周ポケットにすむ細菌(よく歯周病菌と呼ばれています)によりひき起こされる感染症と考えられています。
つまり、この細菌の量、活動性をコントロールすることこそ、歯周病の治療、予防となるのです。

成人の 約80%の人が歯周病であり、
歯を失う原因の1番の理由で、その割合は、 40%を超えています。

歯周病の検査

1. 歯周ポケット検査

  • 歯周ポケットの深さ、歯肉からの出血、歯の動揺を測定し、
  • 歯周病の進行、活動状態を把握します。


2. レントゲン検査

  • 歯を支えている骨の状態を確認します


他に、歯のかぶせ物の状態、かみあわせの状態などを調べていきます

歯周病の治療

歯周病の基本治療

  • ★ 歯石、プラーク除去
    • 歯の周りについている歯石を除去します。
    • 歯石を除去し、プラークを除去することで、歯周病菌の数を減らします。
  • ★ 歯のお手入れの方法のご相談
    • 患者さまによって、歯磨きの苦手な部位や、磨き残しがある部位は違います。
    • 効率的にお手入れする方法をお伝えして、ご家庭での歯磨きを、より良いものとするお手伝いをします。

まずは、歯肉の上(見える部位)についている歯石、汚れを取り除きます。
これにより、歯肉の状態の改善を促します。


歯周病の治療には、歯科衛生士さんの協力がかかせません。
ひろ歯科クリニックには、5人の歯科衛生士が勤務しており、歯周病治療、メインテナンスに取り組んでいます。

基本検査後の再評価

歯周ポケット検査を行い、ポケットの深さの改善や、歯肉からの出血の部位が減少しているか、歯の動揺の改善がえられているか確認します。

歯周病の状態が改善されていれば、定期的なメインテナンスで、良い状態を保つように心がけていきましょう。
(歯周病菌が再増殖するのを防ぎます)

歯周病の症状が残っている部位がある場合、歯周病の治療をさらにすすめていきます。
 

スケーリング・ルートプレーニング


中等度以上に進行した歯周病に対しての治療となります。
スケーリング・ルートプレーニングは器具を歯周ポケットに差しこんで手探りで歯石や汚れを除去します。
歯周ポケット内にある歯石を取り除くことで、歯周病菌の数を減らし、歯周病の改善を期待します。

スケーリング・ルートプレーニングで全ての歯石がとれるのでしょうか?


深い歯周ポケット内の歯石除去には限界があります。

歯周病の治療は、 歯周ポケットの深くなる前に行うほうが、歯石の除去もしやすくなり、結果として、歯周病の治療が成功しやすいことがわかります。
このことからも、 歯周病の早期発見、早期治療が大事なことがわかります。

歯周組織再生療法


歯周病で溶けてしまった骨を積極的に再生するように意図して行う歯周外科処置を 歯周組織再生療法 といいます。

エムドゲイン

エムドゲイン


スウェーデンの幼弱な豚の歯の芽(歯胚と言います。)から抽出したタンパク質の1種です。
歯面に塗布することで、長期的に骨の再生を促すことが確認されています。




手術前に必要なこと

  1. 骨の欠損状態の把握が必要です(CT撮影 5,000円税別)
  2. 歯磨き、お口のお手入れがきちんとできる
  3. 定期的なメインテナンスが必要であることを理解していただける
  4. 喫煙されている方は、タバコの減量、禁煙が必要となります(手術後の治癒、組織の回復状態に影響します)


歯周病の治療を受けていただき、歯周外科の適応と判断させていただいた方にのみご案内させていただいております。

費用

保険適応外となります
1部位  50,000円(税別)~ ※手術の範囲により費用が変わります

歯の状態、CTの検査結果などによっては、再生療法の適応ではないと判断させていただく場合がございます。


歯周病が全身におよぼす影響

歯周病と全身的な病気の関連性が、最近クローズアップされてきています。
代表的なものを取り上げてみたいと思います。

心筋梗塞 / 狭心症


動脈硬化により心筋に血液を送る血管が狭くなったり、ふさがってしまい心筋に血液供給がなくなり死に至ることもある病気です。歯周病原因菌などの刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て血管内にプラーク(粥状の脂肪性沈着物)が出来、血液の通り道は細くなります。

脳梗塞


脳の血管のプラークが 詰まったり、頸動脈や心臓から血の塊やプラークが飛んで来て脳血管が詰まる病気です。 歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になり易いと言われています。

炎症を起こした歯肉の毛細血管から、歯周病菌が血管の中に入り、リスクの高い血管壁に到達します。
これにより、血管が詰まりやすくなったり、血栓が形成されることにより、血管障害を発生しやすくなります


糖尿病


最近、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになってきました。つまり、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっていると考えられるようになってきたのです。歯周病治療で糖尿病も改善することも分かってきています。

歯周病と低体重児早産


妊娠している女性が歯周病に罹患している場合、低体重児および早産の危険度が高くなることが指摘されています。タバコやアルコール、高齢出産などよりもはるかに高い数字なのです。


定期的なメインテナンスについて

定期的にメインテナンスを受けることにより再発を早期に発見できたり、維持管理のための意識向上には非常に有効的です。
メンテナンスを受けている患者様 と 、まったく受けない患者様では 歯周病の再発率が大きく変わるともいわれています。

歯周ポケット検査

歯周ポケットの深さ、歯肉からの出血状態で、歯周病の状態を把握します。

歯ブラシ指導

お口の中でも磨きやすいところもあれば、磨き残しやすい部位もあります。
メインテナンスに来ていただいた際に、プラークの付着がある部位があれば、
歯ブラシのあて方や、効果的なお掃除の仕方をアドバイスさせていただきます。
歯ブラシに対する意識の向上という意味でも非常に重要な部分と考えます。

P.M.T.C(プロフェッショナル・トゥース・クリーニング)

専門的な器具を使って行う歯の清掃のことです。 歯石の除去行い、その後に 歯の面をツルツル に磨きます。 歯の表面を ツルツル に磨くことにより 汚れをつきにくくします。 歯がツルツル・ピカピカになることで、お口の中への意識も高まります。

どれくらいの間隔でメインテナンスが必要なのか?

メインテナンスの間隔には個人差があります。
クリニックにおいて一番多いメインテナンスの間隔は、3~4ヶ月です。
これは、歯周病の程度、患者様個人の歯ブラシの程度、全身的な問題等により違います。

  • 磨き残しが比較的多い
  • 歯石がつきやすい
  • 歯肉が腫れることが良くある

といった 歯周病のリスクが高いと思われるお口の状態であれば、定期検査の間隔を短くした方が良いでしょう。



歯周ポケットの変化を、グラフで見ていきます。
歯周ポケットの深さは、歯周病のバロメーターです。